トラジャルメルボルン校: Trajal Hospitality and Tourism College Melbourne Campus

パート3 ~メルボルン留学2000年~

そうして迎えた2年目、遂にメルボルンに留学する日になりました。大切な家族、友達、そしてそれまで見慣れた地元の風景、駅までの道のりに別れを告げ、また夢に近づくための新たな道を走り始めました。オーストラリアに着いたとき、みんなの頭にあったのはホストファミリーでした。前もってある程度の希望は出せるので、私は同年代の男の子がいる家と希望しました。迎えに来てくれたのはホストマザーのL、そして家に着いたら息子のMとSが出迎えてくれました。Lはやさしくていつも心配ばかりかけました。MとSは何度もパーティーやサーフィンにつれていってくれて。。。この家は、誰になんと言われようと最高のホストファミリーでした。

学校では、いろいろな国からの留学生がいるのでいつしか英語というのが、勉強ではなくコミニケーションの手段に変わっていました。そのときの先生方も本当に頼りになる方々ばかりで、聞けばなんでも教えてくれるし、困れば助けてくれます。

学校やメルボルンでの生活にも慣れてきたある日、何かでかい事をやり遂げたかった私たちは2週間の休みを利用して、自転車でメルボルンからアデレードにあるカンガルー島に行くことにしました。距離にして大体北海道ー沖縄くらいだったと思います。メンバーは3人。HとIです。でかい荷物に加え、寝袋や非常食などを積み込み、3人は走り始めました。スタート時の気分はもうルンルンです。そして3時間もたてば誰も話しません。。。初日は100キロオーバー目標達成!あまりの疲れに宿をとり、ビールで最高の乾杯。そして2日目から足がパンパン。それでも走り続けました。オーストラリアの田舎の方は360度見渡す限りの地平線。町から町まで50キロなどは当たり前です。早い話が途中で休めないのです。みんな必死でペダルを踏みました。想像を絶する疲れと戦いながら。。野宿してるときに豪雨に見舞われたこと、はじめて見るカンガルーが死体だったこと。途中私の自転車が壊れて次の町まで15キロ、荷物を2人に持ってもらい走ったこと。クソ長い下り坂を誰もブレーキせずに急降下したこと。そしてカンガルー島が見えたときのこと。全部かけがえのない思い出です。休みは2週間しかないのに片道だけで2週間近くかかってしまい、帰りはあえなく、もとい、幸運にも電車になりました。 留学中の思い出はきりがないのでこのあたりで。。

帰国。みんな自信に満ちた表情からその成長が伺えます。英語の上達もしかり。数々のカルチャーショックの苦悩を乗り越えたことも。そしてかけがえのない友達ができたことも。。メルボルンでのことはすべてが財産として今でも残っています。